大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

緑が丘ネオポリス
(緑が丘地区・青山地区)兵庫県三木市

兵庫県三木市にある緑が丘ネオポリス(緑が丘地区・青山地区)は、「自然とのすこやかなふれあいが生まれる新しいまち」として、大和ハウス工業が土地区画整理事業で整備し、1971年より順次入居が始まった郊外型戸建住宅団地です。

近畿圏における住宅地不足の時代背景を受け、同世代が同時期に入居したことでまちの成長とともに世代の高齢化が進み、成熟したまち特有の課題である、空き地・空き家の増加、人口減少等の傾向がみられるようになりました。

これら課題は郊外型戸建て住宅団地が人口の半数以上を占める行政にとっても課題であり、中でも高齢化率が40%を超える「緑が丘地区」において、若者世代の流入および地域の活性化を目指した取り組みを2015年より本格的に開始しました。

2020年には三木市との間で「住み続けられるまちづくり」の推進に関する連携協定を締結。多世代の住まい手が快適で安心安全に暮らし続けられるまちづくりを目指し、産官学民それぞれの強みを生かしながら、まちの活力を保ち続ける仕組みを構築・導入すべく取り組んでいます。

ビジネスモデル構築イメージ図
「産・官・学・民」連携による取り組み

このまちに住み続けたい、このまちに住んでみたいと思う「まちの魅力」を再び耕し持続させていくためには何が必要か。住まい手の方々との対話を重ね、ネオポリスが抱える課題を抽出。だれもが分け隔てなく享受できるサービスの提供をひとつひとつ丁寧に実現させる活動をしています。おひとりで生活する高齢者や子育て世代の方などがちょっとした情報交換や集うことができる場が少ないことから、コミュニティ施設を整備することで、まちの成熟に伴い発生した「つながりの希薄」という課題解決への取り組みを始めました。

たかはしさんち外観

たかはしさんち 施設概要

開館日時:[月~土]9:00~18:00(祝日を除く)
※季節等により変更する場合があるため、詳しくは現地の掲示をご覧ください。

<本体工事>

用途:
住宅
構造:
軽量鉄骨造
階数:
2階建
築年数:
46年
施工:
大和ハウス工業(株)
竣工:
1975年(築48年)

<リノベーション工事>

用途:
コミュニティ施設
設計:
大和ハウス工業(株)
施工:
地元工務店
竣工:
2021年5月
(構造・階数は変更なし)

※2023年2月現在

地域の人たちが通い集まる茶道教室が開かれていた戸建住宅をリノベーションして出来た「たかはしさんち」は、当時のにぎわいを再現したいという地域の人々の思いが反映され完成したコミュニティ施設です。子どもたちから高齢者まで、気軽に立ち寄ることができるようバリアフリー設計を取り入れ、外とのつながりを持たせた明るく開放的な空間にすることで訪れる人に快適で楽しい時間を提供しています。日常的な利用に加え、さまざまな世代の人が交流できるイベントを開催し、多様性あふれる関係を創出しています。

「住み続けられるまちづくり」に向けた次のステップとして、運転免許証を返納し自動車のような交通手段を持たない方に向けた「移動サービス」や、まちに暮らす方のライフスタイルや生活スタイルに合わせ、ライフステージごとに最適な住居に地域内で住み替えていく「住み継ぎ」の実現に向けての検討が始まっています。住まい手の方々の気付きや発見、行政・自治体のアイデア、そして企業のノウハウを結集し、これからもサステナブルなまちの形成に向けた取り組みの一つとして、推進していきます。

緑が丘ネオポリス
について
(緑が丘地区・青山地区)

  • 入居開始時期:1971年~
  • 開発面積:約304万m2(東京ドーム65個分)
  • 総区画数:約6,000区画
  • 高齢化率:約35%(2020年現在)
  • 人口:14,752人(2020年現在)

2018 年度国土交通省スマートウェルネス住宅等推進モデル事業に選定されました。 
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