大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

加賀松が丘団地石川県加賀市

1976年、加賀松が丘団地は戸建住宅1,460区画を分譲する住宅団地として誕生しました。美しく気品溢れる伝統工芸や著名人が訪れる温泉地、雄大な自然と風景に囲まれた環境で暮らす。そんな生活に憧れた人がこの地に住まいを持ちました。

加賀温泉駅から徒歩10分ほどという立地にあるものの、少子高齢化の影響を受け2000年には3,600人ほどが居住していた団地も2022年には3,400人ほどにまで減少しています。

まちの未来を明るくするために、現在の課題は何か、将来に向け何が必要か。地区の運営を担う町内会の方々との間で2か月に1度のオープンカンファレンスが開かれ意見交換が行われています。そこで出された多くのアイデアは、自治会・企業の枠を超えたさまざまなパートナーの協力のもと実現にむけての歩みを始めています。

空き家など高齢化が進む全国のまち同様の課題に加えて、地域の特性上街路樹の落ち葉が多く掃除が大変、防犯灯が少なく暗い、調整池の雑木林が鬱蒼としているなど、快適に暮らすために必要なまちのインフラに関する課題が浮上しています。団地内の資産を活用し、子どもたちの資産となって引き継がれる「循環と連鎖」を創り上げるという共通認識を持ち再耕への1歩を踏み出しました。

野七里テラス外観

まちづくりオープンカンファレンス
(松が丘町民会館にて)

2か月に1度のペースで開催
町内会員、当社社員など約110名が参加

中学生から子育て世代、高齢者など
さまざまな年齢の人が集まり、
それぞれの立場でまちの未来を考える

「隣近所に住む人を知っているようで知らない人が多いように感じる」「運転免許証返納に伴い車での移動が難しくなる」などさまざまな不安を、歩くことから始まる「ウォーカブルなまちづくり」で解決しようという計画を住まい手の方々と共創しながら進めています。空き地を活用することで、広場や公園、まち歩きの休憩スポットを整備し誰もが誰かと触れ合えるサステナブルなまちを創る取り組みです。

2023年4月には、多世代の住まい手で構成される「松が丘 未来へつなごうプロジェクト」が発足される予定です。大和ハウス工業は、団地内の空き地や空き家を買い取り、住まい手同士の交流の場を作るなど検討していきます。住まい手の方々と共に協力し、住み続けられ、新たに住みたくなるようなまちを目指します。

加賀松が丘団地
について

  • 入居開始時期:1976年~
  • 開発面積:約60万m2(東京ドーム約12個分)
  • 総区画数:約1,460区画
  • 高齢化率:約30%(2022年現在)
  • 人口:約3,500人(2020年現在)

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