SMART ECO-TOWNS サステナブルな街 フィリピン

写真提供:フィリピン政府観光省

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サステナブルな街 特集

バハイクボ(フィリピン)
~世界の環境共生住宅に学ぶ~ 

フィリピン

2018.03.26(2013.06.24記事再掲)

フィリピン

夏、高温多湿になる日本では、湿度調整ができる木や障子、畳などが住居に使われてきました。同じように、世界にも気候風土にあった工夫が施された住居が数多くあります。

それらは環境にも人にも優しい自然に寄り添ったサステナブルなもの。これからの住まいに活かしたい世界の住居の知恵をご紹介します。

バハイクボとは?

タガログ語でバハイ(Bahay)とは「家」、クボ(Kubo)とは「リラックス」の意味があります。

竹で骨組みを作り、ヤシの一種であるニッパの葉で屋根を作ったシンプルな高床様式ですが、窓部分を大きくとったオープンタイプと、竹を割いて編みこんだ壁で覆われたベッドルームタイプがありました。

ニッパは風や雨に強く、竹とともに風通しがいい自然素材で、高温多湿のフィリピンでは大変重宝されていました。主に地方都市で使われていた様式で、階段を上った玄関前に足を洗う桶が置かれ、そこで靴を脱いで足を洗ってから家の中に入る習慣があったそうです。

ボホール、パングラオ島のネイチャーリゾート&スパに移築されたバハイクボ。イフガオ族が使っていたものを解体して運び、イフガオ族の人に復元してもらったという。

写真提供:フィリピン政府観光省

バハイクボは、解体移築を可能にした家

郊外のリゾートエリアや離島では、現在も自宅前にバハイクボを置き、休憩をしたり、近所の人とおしゃべりを楽しむなど、コミュニケーションの場として使われていることがあるそうです。

面白いのは、昔は、大人が数人でバハイクボをそのまま持ち上げて移動し、引越しをしていたということ。フィリピン政府観光省のキャンペーンコマーシャルではその様子を再現して話題になりました。

また、最近エコハウスとして見直され、昔使われていたバハイクボを解体し、リゾートホテルや海の家に移築して使われることが増えているそうです。

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