ドリカムスクール 小学校での取り組み
<テーマ> 100年長持ちする家を考えよう!
児童がものを大切にする心を育み、仕事を多面的にとらえられるようになることを目標に、長持ちし、住まい続けられる家を考え、発表してもらう取り組みに参加、協力しました。
所在地:大阪市淀川区
対象:小学5年生1クラス 22名
- 授業内容
- 当社社員から「長持ちする家(長期優良住宅)」を説明
- 児童によるグループワーク(家の企画)と社員による相談
- 児童による上記テーマのプレゼンと社員による審査、講評、表彰
授業の様子
長持ちする家の説明の前に、社員が長く愛用している靴を手にモノを長く大切に使うためのポイントを説明
企画途中の児童へのアドバイス
グループ全員で協力しながらプレゼンする児童たち
児童のアイデア例
いつも安心ホーム
火事が起きたら自動的に水が出て消火され、外壁も延焼を防ぐ防火効果あり。また車イスの方もホームエレベーターがあり、2階へも車イスに乗ったまま移動できる。
がんじょうハウス
頑丈なつくりの家で横方向からの災害も防げ、地震対策で家の基礎にバネがあり、振動を抑えることができる。また防犯カメラ付きで不審者が来たときもすぐわかり、庭には畑があり食料不足にも対応できる。
O・K Happy
強く閉めすぎても、途中でブレーキがかかるドア(こどもが手をはさんでもケガしない)や火事になったとき自動的に水が出て消火される仕組みがある。また、部屋の角を丸くして掃除がしやすく、部屋にアコーディオン型の間仕切りがあり、一人になりたい時は部屋を簡単に仕切れる。
感想や反応
先生の声
- (ドリカムスクールの実施で)意見を聞いたり、話し合いをするなどコミュニケーション力、ソーシャルスキルの育成に非常に効果があったと感じる。
- 普段は積極性がない児童が、リーダーシップを発揮していて驚いた。
- 有名な会社で活躍している人がわざわざ自分たちのために来て説明してくれることが、こどもにとってはうれしかった。
- 建物よりもそこに暮らす「人」の思いや気持ちに焦点を当てて想像させたり、まちづくりにかける思いなども、もっと考えさせられるとさらに良かった。
児童の声
- 家のことについて教えてもらえてうれしかった。
- 大和ハウスがすごい家を建てていて、すごいと思った。
- 1班から6班まで発表しました。とってもみんなすごいなぁと思いました。僕たちの班は最下位になり、とっても最悪でしたが、とっても楽しかったです。
補足:児童アンケートより
- 100%の児童がドリカムスクールが「面白かった」、89%の児童が「今や将来の自分に役立つ」と回答しています。
- グループ活動により、「自分の思いや考えをはっきり伝えられる」が、実施前後で25%→67%に大きく改善しています。
- 将来立てる家について、実施前は「広い家、大きい家」などの回答が多かったのが、実施後は「安全、安心」などについての回答が増えました。