次世代型環境配慮有料老人ホーム「ネオ・サミット茅ヶ崎」自然環境・住環境の両面に配慮

当社グループでは、住宅だけでなく建築分野においても環境配慮商品の開発・普及を進めています。
その一つとして、2012年12月にオープンした「ネオ・サミット茅ヶ崎」をご紹介します。

多彩な環境設備を導入し省エネを実現

大和ハウスグループの寿恵会が運営する「ネオ・サミット茅ヶ崎」は、住宅型有料老人ホームと神奈川県茅ヶ崎市の特定施設入居者生活介護等事業者の指定を受けている介護付有料老人ホームです。
お一人おひとりの暮らしにあわせて、一般居室60室、介護居室50室を配備するとともに、多目的ホールや娯楽室、理美容室、坪庭を望む大浴場などを設置しています。環境面では、太陽光発電システムやLED照明、屋上緑化など、さまざまな設備と技術を導入し、ライフサイクルCO2排出量を約57%削減しました。また、「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)」では「Aランク」※の評価を得ています。

※建築物の環境性能を総合的に評価する手法で、評価ランクは上位からS・A・B+・B−・Cの5段階。

太陽光発電で共用部の照明用電力を供給

屋上には、変換効率が高い多結晶型の太陽光発電パネルを設置し、30kWの発電システムを構築。年間発電量はおよそ29,745kWhで、共用部照明の約35%の電力をまかないます。
さらに今後、太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、ピークシフトや災害時にも活用できるシステムにしていきます。

省エネ・長寿命のLED照明を採用

施設内の照明器具で最も多い共用部のダウンライトには、省エネで長寿命、交換の手間が少ないLED照明を採用しています。一般の蛍光灯照明を使用した場合に比べ、消費電力を約45%削減でき、電気料金・CO2排出量も大幅に抑制できます。

断熱性能の高いペアガラスを全居室の窓に導入

ご入居者の居室エリア全110室の窓には、空気層6mmを挟んだペアガラスを採用し、断熱性能を高めています。夏場と冬場の温度差を軽減することで、冷暖房にかかるエネルギーや費用の抑制に貢献しています。

洗浄水を70%削減する節水トイレを設置

居室と共用部のトイレには、洗浄効果はそのままで、従来タイプよりも洗浄水を70%減らした節水型トイレを採用しています。
また、照明の消し忘れ防止のために、人感センサーも設置しています。

地域と調和する緑豊かな施設

屋上緑化を実施するとともに、エントランス前のアプローチや建物周辺に多くの植栽を植え、敷地面積の約26.5%にあたる1,689m²の緑地面積を確保。周辺地域との調和にも配慮しています。また屋上には、ご入居者が野菜や花を植えられる菜園も設けています。

災害発生時の対策にも配慮

建物は、震度6クラスの地震にも対応できるRC耐震構造となっており、万一の津波に備えて屋上へ避難できる屋外スロープを備えています。また、災害時のライフライン※対策として、非常用の発電機や井戸、マンホールトイレを導入しています。

※電気・ガス・水道・通信・輸送など、日常生活に不可欠なインフラ設備等の総称

自家発電装置

井戸

担当者の声

かつてないほど沢山の環境設備を採用

「ネオ・サミット茅ヶ崎」の事業計画は、2011年夏から始まりました。環境への配慮で差別化したいという寿恵会さまの意向に応え、多彩な環境設備と技術を結集しました。注意したのは、なるべく施設っぽさを出さないということでした。設備を充実させたあまりに、ご入居者がご自宅のようにくつろぐことができなくなっては意味がありません。
それでも私たちが数々の福祉施設を手がけてきた中で、これほどの環境設備の採用は初めてでした。設備担当としても、非常に勉強になり、今後の提案に活かしていきたいと思います。

東京本店 東京設備技術部
主任
迫 由希

担当者の声

「ゆとり・安心・楽しさ」を実感していただくために

「ネオ・サミット茅ヶ崎」のモットーは、「ゆとり・安心・楽しさ」です。老人福祉施設であれば、通常は機能性重視の設計になりますが、大和ハウスグループが運営する高齢者施設として、グループ企業の特色を活かした設備構成にしようと、太陽光発電の設置や再生木材の利用などを決めました。また地域の避難所としても機能するよう、津波の想定高さ5mより高い位置に1階の床面を設けています。これからも入居者の方々と対話を重ね、「ここに来てよかった」と言っていただけるよう、設備とサービスを充実させていきます。

ネオ・サミット茅ヶ崎 取締役/施設長
坂口 和宏

関連項目

株式会社 寿恵会


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